次につなげるためにも公開して,深く反省しようと思います。
まずは事例Tから
事例T
第1問
強みは、創業以来の理念を維持し、顧客のニーズに応えてきたことである。アントレー供給のニーズに応え,安全性向上や効率化,24時間供給体制を実現する設備投資と味の向上を図る料理長の採用等を実施したためである。
→与件から抜き出しはできたと思います。ただし,強みと形成してきた要因の切り分けが不十分な解答です。現在のA者の強み=安全性向上や効率化,24時間供給体制を実現する設備投資と味の向上を図る料理長の採用等,形成してきた要因=創業以来の理念を維持し、顧客のニーズに応えてきた,とすべきでした。
第2問
@航空会社間の価格競争の激化や原油価格高騰の影響により,付随的サービスへの低コスト化圧力が高まっている,Aアントレーは料理であるため在庫ができず,航空会社に納品された段階で費用になる,という背景がある。
⇒@付随的サービスの指摘は間違いないと思います。Aは苦し紛れの思いつきでした。第5問と関連付けてブランド化や差別化が難しい商品であることを述べるのが妥当でした。
第3問
料理長は味や品質を重視していたため,技術の高いストック型の人材を配置し,品質の優先で固定的に仕入先を選択していたと考えられる。工場長は,適切にアルバイト・パートなどのフロー型人材を配置し,品質・コスト・納期面でバランスとれる仕入先を選択することでコスト削減を図り,営業利益率が向上する効果がある。
⇒人事権と購買権を切り口にコスト削減につながる効果を書こうとしました。ただ,類推を元に断定している部分もあり,もう少しうまくまとめられなかったかと思います。
第4問
従業員の仕事に対する責任が明確になり,アントレーの盛り付けをすべて任されることによる達成感から従業員を動機付ける効果を生む可能性がある。A社は,明確な評価基準を示すとともに,盛り付け業務の標準化・マニュアル化やOJTによる能力向上を図ることなど,担当従業員を動機付ける施策を導入すべきである。
⇒「SWS=セル生産」であることを気づき,SWSがモチベーション向上につながるメリットと,それを実現させるための人事施策を盛りこもうとしました。施策は教科書的で評価が低いのではと思います。
第5問
失敗すると思う
A社にとってアントレー事業の経営革新を軌道に乗せ,営業利益を回復させることが優先課題であるためである。新規事業の展開は人材が分散し,さらに状況に応じた第3工場の売却という意志決定を遅らせることになる。
⇒19年の事例Vが頭によぎりました。どちらでも根拠をしっかり示せれば加点できる問題だと思います。新規事業では強み+機会の組み合わせが重要ですが,A社は機会を探っている段階と思いました。また,アントレー事業の改革も始まったばかりなので,すぐに新規事業に進むのも危険があるとも思いました。
しかし,当日,帰りの電車の中で,与件と設問を見ながら「強みを活かして脅威の回避→シナジーが得られる新規事業は○」という方向が望ましいと気づき,ショック倍増の解答でした。
【日記の最新記事】

